知る人ぞ知る仕事

菌類学者(マイコロジスト)

きのこやカビなど、菌類だけを専門に研究する学者です

きのこやカビ、酵母など菌類の生態や分類を専門に研究する学者です。食品、医薬品、環境保全など幅広い分野に応用される研究分野です。

星空の下で望遠鏡を案内する星空コンシェルジュ
この画像にはAI生成画像を使用しています

5仕事内容・向いている人・やりがいと大変な点

仕事内容

野外調査で菌類のサンプルを採取し、種の同定や生態を調査します。

DNA解析などの手法を使い、新種の発見や分類学的な研究を行います。

食品開発や医薬品開発、環境浄化技術など、応用分野の研究にも携わることがあります。

向いている人

  • 地道な観察や分類作業にこだわりを持てる人
  • 野外調査と実験室での分析、両方に興味がある人
  • 新しい発見に対する探究心が強い人

やりがいと大変な点

やりがい

  • まだ解明されていない菌類の生態や新種を発見できる可能性があること
  • 食品や医薬品など、身近な分野への応用につながる研究ができること

大変な点

  • 専業の研究者としてのポストが少なく、狭き門であること
  • 研究資金の獲得や論文発表など、研究活動以外の業務負担も大きいこと

6こんな人は後悔しやすい

  • きのこ狩りの延長のような楽しい仕事に見えますが、実際は採集した菌類のDNA解析や分類作業など、実験室での地道な作業に多くの時間を費やします。細かい分析作業をこつこつ続けられる人に向いています。
  • 自然の中で研究できるのびのびした仕事に見えますが、実際は研究資金の申請書作成や論文発表など、研究以外の事務作業の負担も大きいです。研究と事務作業の両方をバランスよくこなせる人に向いています。

※ 当てはまる=向いていない、ではありません。あくまで判断材料の一つとしてご覧ください。

71日の流れ

  • 6 00: 起床、当日の調査地の天気を確認
  • 7 00: 調査地へ移動
  • 7 30: 森の中でキノコやカビのサンプルを採集
  • 10 00: 研究室に戻り、サンプルの一次分類
  • 12 00: 昼休憩
  • 13 00: 顕微鏡による形態観察
  • 14 30: DNA解析のためのサンプル処理
  • 16 30: 分析結果をデータベースに登録
  • 18 00: 論文執筆や研究費申請の書類作成

8働く場所による違い

大学・研究機関の研究員

任期付きのポストで採用され、研究費の獲得や論文発表も業務に含まれる

博物館の学芸員

収蔵する菌類標本の管理や、展示・教育普及の業務も兼ねる

製薬・食品企業の研究職

菌類由来の成分を活用した製品開発に携わる

9なるための情報

必要な資格・知識(例)

  • 大学院(修士・博士)での菌類学・微生物学の専門教育
  • DNA解析などの分子生物学的手法の知識

主なルート(例)

  1. 学ぶ 大学・大学院で菌類学や微生物学を専攻する
  2. 経験 研究室や研究機関でのポスドク・研究員として実績を積む
  3. 就職 大学、研究機関、食品・製薬企業の研究職に応募する

10年収帯の目安

年収の目安

非公開・案件ベース

収入の特徴

  • 専業としての公的な統計はなく、大学・研究機関の研究員としての給与水準が目安になる
  • ポスドクなど任期付きの立場では収入が不安定になりやすい

11職業データ比較

平均年収 同年代・同業種との比較
AI耐性 AIに代わられにくさ
コミュ力 人と関わる機会の多さ
体力 体力面の負担の大きさ
資格必要度 資格や知識の必要さ
転職しやすさ 他の仕事への移りやすさ

※評価はAIが職業データをもとに算出した目安です

12主な休日

土日祝日中心

一覧を見る

14よくある質問

きのこに詳しくなれますか?

研究を通じて食用・毒キノコの見分けにも詳しくなりますが、それ自体が仕事の目的ではありません。

女性研究者も多いですか?

分野全体で見ると少数派ですが、地道な観察が中心の研究のため性別を問わず活躍しています。

16みんなのコメント

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